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みなさん、こんにちは!しょうちくりんです。
今回は大和ハウスの気密施工を紹介させていただきます。大和ハウスの気密施工が気になる方、実際に我が家の施工例になりますので参考になれば幸いです^_^
気密施工って?
家の隙間をテープやパテで埋めていく作業になります。家の隙間が多いと計画的な換気ができないだけでなく、夏は暑く湿った空気・冬は冷たく乾燥した空気が家の中に入ってくる事になります。快適な温熱環境を整えるためにも近年、断熱性能とともに気密性能への関心も高まっています。気密性能は家の隙間量を数値化したc値(隙間面積/延床面積)が性能指標になり、c値1.0を切ると一般的に高気密住宅と言われたりします。
大手ハウスメーカーの現状
世間の気密性能への関心が高まっているとお伝えしましたが、実はハウスメーカーの気密性能はあまり良くない傾向にあります。一条工務店のように断熱・気密を売りに数値もしっかり出しているメーカーさんもありますが、気密施工すらやらないメーカーも多くあります。気密施工はどうしても現場での作業になることから施工精度を保つ事や工期が延びることから特に大手メーカーほどあまり力を入れていない現状があります。そのような状況下で大和ハウスは気密施工を標準作業としている数少ないメーカーになります!このあと、具体的な施工の様子を紹介させていただきます。
各箇所の気密施工
柱
柱の隙間を気密テープで埋め、床下からのを気流を止めます。

壁 天井 床
壁や天井に木枠をつくり、そこに気密シートをタッカーと呼ばれる大きいホチキスみたいなもので留めていきます。鉄には固定できませんので木枠を張って施工していきます。

コンセント、スイッチ
外壁に面するコンセントやスイッチは壁に穴をあけて設置しているので気流を止めるため、気密カバーというものをつけていきます。またそもそも、外壁に面する箇所にコンセントやスイッチを設置しないというのも気密性能を上げる一つの手段で、間取り作成段階から意識しとけば良かったと思いました。

玄関
写真撮れておらず、すみませんが…玄関の隙間はモルタルで塞いでいきます。
床 天井の貫通部
これまた写真がなく、すみません。電気配線、配水管など床下⇄床・天井裏⇄天井には貫通部があると思いますが、そこはウレタンパテで隙間を埋めていきます。キッチンや洗面などの水回りは特にGさん(ゴキブリ)の侵入経路を塞ぐこともできるので一石二鳥です^_^
困った事が起きました
気密性能(c値)を測る気密測定というものがあるのですが、工事中のある時に気密測定の予定をハウスメーカーに確認したところ今年から全社的に気密測定を辞めたとの事… 測定しなきゃ正しく気密施工できているか分からないでしょ!!営業さんからはc値:1.0〜1.5を目指せるという話で保証まではいかずとも気密性能は確認するはずでした。全社で測定精度を維持するのが難しくなったとか、本当か嘘か分からない、いや本当でも納得できない理由を説明されました💢。やりたいなら外部業者を入れても良いけど、追加施工(隙間埋め)は不可と実質意味がないですよね…気密施工って気密性能を良くするために実施しているもので、その出来栄えを測るものが気密測定な訳です。やるでしょー(笑)。追加施工の手間とかなんでしょうけど…ガッカリしました。
みなさん、他の支社がどうか分かりませんが、気密測定までがセットになっていないケースあります。必要な方は契約時によく確認して頂ければと思います。また後悔編でも言うと思いますが分かってるでしょ?が通用しない事も多々あるので細かすぎるくらいがちょうど良い気がしました😅
以上、最後までご覧いただきありがとございました。今回は大和ハウスの気密施工について紹介しました。最後は愚痴っぽく、いや愚痴(笑) になってしまいましたが誰かのお役に立てれば幸いです。
また次の投稿も見て頂けると嬉しいです。
ではまたー。


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