乳腺炎で断乳を決断するまで|産後6ヶ月の体験談・カバサール

子育て

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みなさん、こんにちは!しょうちくりんです。

今回は、妻の乳腺炎との奮闘記と、断乳することになった経緯をまとめました。乳腺炎で悩んでいる方の参考になればうれしいです。

この記事は、あくまで我が家の体験談です。症状や必要な対応は人によって違うため、気になるときは、かかりつけの医師や助産師さんに相談してください。

先に結論です。

  • 産後3ヶ月を過ぎたころに乳腺炎のような症状が出て、繰り返すうちに悪化しました。
  • すぐに通院しなかったことを、今は少し後悔しています。痛みが続くときは、早めに診てもらうのが大切かもしれません。
  • 助産師さんから断乳を勧められ、病院で処方された「カバサール」を飲んで断乳しました。
  • 断乳薬を飲むときは、翌日に病院が開いている日を選ぶのがおすすめです。

我が家の経過(早見表)

時期できごと
産後〜3ヶ月母乳と粉ミルクの混合(産院の推奨)
産後3ヶ月ごろ胸の強い痛み。市の育児相談所に電話で相談し、自分で圧迫・マッサージ
その後痛みの頻度が増え、週1回、さらに2日おきに。病院へ
産後6ヶ月ごろ助産師さんの勧めで断乳。カバサールを処方
断乳後完全に痛みが取れたのは、1回目の服用から2週間後

乳腺炎とは

乳汁をつくる乳腺で炎症が起きる病気です。原因によって、次の2種類があります。

  • うっ滞性乳腺炎:乳腺の中に乳汁がたまって(うっ滞して)起こる
  • 化膿性乳腺炎:乳腺や乳管(乳汁の通り道)に細菌が感染して起こる

私は、「うっ滞性乳腺炎」を繰り返し経験しました。

乳腺炎を発症

まず前提ですが、私は産後から、母乳と粉ミルクの混合で授乳していました(産院の推奨)。

産後3ヶ月を過ぎたころ、乳腺炎と思われる症状(胸の強い痛み)が出ました。まずは市の育児相談所に電話で相談したところ、痛い場所(詰まっているところ)を圧迫しながら飲ませるようアドバイスをもらいました。実際にやってみると症状が良くなったので、その後も、痛いときは自分で圧迫して詰まりを取るようにしていました。

すぐに通院しなかった理由は、次の2つです。

  • 市の育児相談所のアドバイスを受けたこと
  • ネットで見た通院の目安が、「発熱がある」「症状が24時間以上続く」だったこと

そのため、自分でマッサージをして、なんとか乗り切っていました。

再発・症状悪化

一時的に良くなっても、痛みが出る頻度が徐々に増えて、週1回は痛くなるようになりました。マッサージをしても痛みがおさまらず、日常生活に支障が出るほどになって、出産した病院に駆け込みました。

病院では、助産師さんに詰まっているところをマッサージしてもらい、一時的に良くなりました。でも、1週間もたたないうちに再発。最終的には2日おきに症状が出るようになり、痛みも日に日に増していきました。

痛みの種類をネットで調べると、ズキズキする痛みがほとんどでしたが、私の場合は、インフルエンザの予防接種のときのような、締めつけられる痛みがずっと続く感じでした。

助産師さんによると、何度も詰まって痛みが出る場合は、早めに通院してマッサージしてもらうのがいいそうです。詰まったまま時間がたつと固くなり(石灰化する場合もあるそうです)、マッサージしても詰まりが取れにくくなってしまうとのことでした。

断乳を決断

何度も通院してマッサージしてもらう中で、助産師さんから、次のように説明されました。

  • 以前から詰まっている場所(奥のほうだそうです)が石灰化している
  • それが周りの乳腺を圧迫して、詰まりやすくなっている

助産師さんたちも手を尽くした結果、断乳を勧められ、そうすることにしました。

もう母乳をあげられないと考えると、寂しくなりました。母乳だけが母親の役目ではありませんが、授乳(母乳でもミルクでも)は赤ちゃんの生命線です。いつかは訪れるタイミングとはいえ、母親としての役目が一つなくなってしまったようで、寂しい気持ちになりました。

断乳の進め方:カバサールを服用

病院で、母乳を止めるための薬「カバサール」を処方してもらいました。カバサールは処方薬なので、飲むかどうか、飲み方は、必ず医師の指示に従ってください。私の場合は、計2回服用し、1回目と2回目の間は1週間あけました。

1回目を飲んだ当日は、特に痛みもなく眠れました。ところが、翌日は両胸がカチカチに詰まって激痛でした。

この薬には即効性がありません。効くまでは母乳がつくられるので、詰まって痛い。でも、母乳を出してしまうとまたつくられて、断乳できない。痛みに耐えるしかないのです。

あまりに痛い場合は、搾乳に来てくださいと言われていました。ただ、薬を飲んだのが金曜日で、激痛が来たのは翌日の土曜日の午後。病院がやっておらず電話をしても時間外は対応してもらえず、電話で「圧抜き」(断乳・卒乳のときに、張った胸の圧を抜いて、乳汁の分泌をおさえるケア)の方法を教えてもらい、やってみました。ただ、加減が分からず、あまりできませんでした。

薬を飲むときは、翌日に病院が開いている日を選ぶのが絶対におすすめです!

楽になってきたのは、薬を飲んでから3日後でした。。。痛みは残るものの、抱っこなどの日常生活も、注意すればできるようになりました。完全に痛みが取れたのは、1回目の服用から2週間後のことです。

最後に、助産師さんから、しこり(詰まっているところ)が残ったままだと、2人目のときも詰まりやすくなると聞いて、母乳外来を受診しました。母乳外来は、産婦人科よりも母乳に詳しい助産師さんがいて、母乳の相談やマッサージを受けられるところです。

私が行ったクリニックは、痛みのないマッサージが特徴で、2回の施術で、しこり(詰まり)が完全になくなりました。ほかを知らないので何とも言えませんが、腕のいい助産師さんだったのかもしれません。

費用は、自由診療で、保険が使えませんでした。私が行ったクリニックは、1回5,000円でした。でも、最後に不安がなくなったので、満足しています。産婦人科で解決しないことが解決することもあるので、選択肢の一つとして持っておいてよいと思いました。

断乳後の赤ちゃん様子

ネットでは、すんなり母乳離れできずに苦労した、という話をよく見かけたので心配でしたが断乳1日目の夜も、ミルクを飲んだら何もなかったように爆睡していました笑。お腹がいっぱいになればなんでもいいんかい! とツッコみたくなりましたが、良しとしておきます。

もちろん、赤ちゃんの様子には個人差があると思います。

ミルクへの切り替えは、ミルクを飲ませて良い間隔は守りつつ、なるべく母乳と同じタイミングであげました。量も月齢に応じた目安を参考に調整していきました。

乳腺炎の受診の目安(2026年10月時点)

ここからは、公開されている情報の整理です。我が家の体験とは分けて書きます。

  • 日本助産師会の「乳腺炎ケアガイドライン2020」では、乳腺炎は、押すと痛い・熱をもつ・腫れるといった乳房の症状があり、発熱や悪寒、インフルエンザのような体の痛みなど、全身の症状を伴うものと定義されています(医学雑誌での紹介より)。
  • 医療者向けの資料では、乳腺炎は、搾乳や痛み止めなどで様子を見て、24時間以内に良くならない場合や、急に悪化する場合には、抗菌薬などの治療を検討する、と説明されています。
  • 私が「24時間以上続いたら通院」を目安にしていたのは、これに近い情報を見たからでした。ただ、痛みが強いとき、発熱や悪寒があるとき、繰り返すときは、24時間を待たずに相談してよいと思います。

受診先は、出産した産婦人科、母乳外来、助産院などが考えられます。迷うときは、市区町村の育児相談窓口や、かかりつけの先生に相談してください。

費用についても、補足です。

  • 母乳外来は、自由診療のところが多いようです。我が家が行ったクリニックも自由診療でした。
  • 一方、制度として、乳腺炎のケアや指導に、保険診療の項目(乳腺炎重症化予防ケア・指導料)があります。届け出をした医療機関で、条件があるため、保険が使えるかどうかは、受診先に確認してください。
  • 自治体によっては、母乳外来の費用を助成しているところもあります。お住まいの市区町村のサイトで確認してみてください。

まとめ

乳腺炎との闘いから断乳に至るまでの、実体験を紹介しました。

  • 産後3ヶ月を過ぎて乳腺炎のような症状が出て、繰り返して悪化しました。
  • 助産師さんから断乳を勧められ、カバサールを処方してもらいました。
  • 薬を飲むときは、翌日に病院が開いている日を選ぶのがおすすめです。

大変なことも多かったですが、なんとか乗り越えることができてよかったです。この記事が、同じように悩んでいる方の、何かのプラスになればうれしいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。少しでも誰かのお役に立てれば幸いです。

ではまたー。

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しょうちくりん
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